今回、ペルー南部の上質なコーヒー産地として知られるプーノ地域から、非常に魅力的なコーヒー豆を入荷しました。 その名も「ペルー クラシック・プーノ ウォッシュド」。
かつて世界的に高い評価を受けた最高峰ロット「トゥンキ・イナンバリ」の系譜を引く、まさに伝統の名産地が育んだ極上の一杯です。
1. 天空に近い峻険な高地が育む「伝統品種」
この豆が育てられたのは、ペルー南部にある極めて標高の高い「イナンバリ渓谷」です。標高1,400〜1,900mという、息をのむような厳しい高地環境のなかで、地域の小規模生産農家たちがカトゥーラやブルボン、ティピカといった伝統的な原種を大切に栽培しています。
- 特徴: 厳しい寒暖差を生き抜くことで、豆のなかに豊かな糖分と、みずみずしい風味がぎゅっと凝縮されます。
- 希少性: 急斜面の厳しい環境での作業となるため、大型の機械は入れません。すべて農家の方々の手作業によって優しく、丁寧に収穫されています。
2. 2026年カッピングが証明する「驚くほどの清涼感」
今回入荷した2026年のロットは、生豆の段階から極めて品質が高く、素晴らしい評価を得ています。
- カッピングコメント: 「グリーンアップルやオレンジを思わせるフレッシュな果実感。さらにレモングラスやハーブのように爽やかで、清涼感のあるアロマが心地よく残る、極めて良好な品質」
この「浅煎りでも素晴らしいフルーティーさが引き立つほどの上質な豆」を、当店があえて「深煎り」に仕立てるのには、特別な理由があります。
カフェグートが「フレンチロースト」で届ける理由
本来なら爽やかでみずみずしい清涼感を持つこの特別な豆。 その豊かなポテンシャルを丸ごと包み込み、より深い感動へ高めるため、当店ではフレンチロースト(深煎り)に仕上げました。
深煎りにすることで、元々持っているフレッシュな風味が上品な「ダークチョコレートのような重厚なコク」へと姿を変えます。 しかし、ベースにある豆のポテンシャルが極めてクリアなため、深煎り特有のガツンとした焦げ感や重さは一切ありません。
驚くほど丸みを帯びた優しい口当たり。 そして一口、また一口と飲み進め、カップが冷めていくにつれて、カカオの奥から黒糖やキャラメルのような、とろりとした奥行きのある甘みがじんわりと広がっていきます。
もちろん、当店こだわりの「ダブルハンドピック」により、焙煎前後に欠点豆を徹底的に排除。お腹に優しく、最後の一滴まで驚くほど綺麗で澄んだ余韻が続く、特別な深煎りです。
豆のプロフィール
- 地域: プーノ地域、サンディア、イナンバリ渓谷
- 標高: およそ 1,400〜1,900m
- 品種: カトゥーラ、ブルボン、ティピカ
- 精製: ウォッシュド(伝統的水洗処理)
- 焙煎: フレンチロースト(深煎り)
- 味わい: 角のないまろやかな苦味、ダークチョコの上品なコク、黒糖を思わせる温かみのある余韻
温かいカップから立ち上る、ほんのりハーブが香る豊かな深煎りのアロマ。じっくりと時間をかけて、温度変化による甘みの広がりを楽しむ贅沢な時間を、ぜひ当店でお楽しみください。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。





