皆さんがいつも飲んでいるコーヒーが、植物として登場したのはアフリカが起源で、コーヒー栽培で最も主要な地位を占めるアラビア種の原産地もアフリカ北部のエチオピアのアビシニア高原です。
１０～１１世紀にラーゼスとアヴィセンナという人が「ブンクム」（黒い液体）について薬効があると言及していて、そのブンクムがコーヒーではないかと言われています。
そして、コーヒーを飲み物として飲用し始めたのは、アラビア半島の南端のアデン近辺で、おそらく１５世紀半ばにエチオピアから持ち込まれたと考えられています。
ちなみに、コーヒーの飲用の始まりについて、３つの伝説があります。
①シーク・ゲマレディンの逸話
エチオピアでコーヒーの薬効と覚醒作用を知り、アデンのイスラム宗教界に広めた。
②シェーク・オマールの伝説
美しい鳥に導かれてコーヒーを発見した。
③山羊飼い発見伝説
山羊が木の実を食べらた夜通し騒いで困った事を山羊飼いが修道院に相談。すると院長がその効能を夜勤に利用し、眠らない修道院として有名になった。
コーヒーの歴史はとても奥が深いので、コーヒーを飲みながら、歴史の勉強をしてみるのも楽しいですよ。
それでは、今日も素敵なコーヒーライフをお過ごしください♪
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