【COFFEE・Q&A】「アシディティ」って何?

前回、数量限定で入荷しました「ブラジル パッセイオ イエローブルボンPN」

現在入荷している「インドネシア アチェ アルールバダ」

この二つの味の説明文に「アシディティ」という言葉を使用していますが、
「これってどういう意味?」というお言葉を頂きました。

アシディティとは「酸味」を表す言葉です。

酸味というとあまり良い印象を持たれないイメージがありますが、アシディティは上質な酸味は糖と結合し、
コーヒーの甘みを増加させフルーティなテイストを感じさせてくれるなど、とても好印象な酸味を指します。

アシディティなコーヒーは
口に含んだ時に酸味(フルーティ、爽やかさ、柔らかさ、洗練されているキレのあるなど)が
魅力的に感じられるのが特長です。

フルーティな味わいを表現する時に
「グレープフルーツのような」「チェリーのような」と具体的なをフルーツで表します。

逆に皆さんが思っているであろうマイナスイメージの酸味は「アサービク」という言葉で表します。

アサービクなコーヒーは、口に含んだ時に鋭く強い酸味を感じるのが特長。

アサービクになる原因は様々で、
欠点豆の混入、焙煎してから長期間経つもの、不適切な焙煎方法、抽出したコーヒーの温め方などが考えられます。

今回、酸味には2種類あるという事がお分かり頂けたかと思います。ちょっとした事ではありますが、
いつものコーヒーが違うものになるかもしません。