
いつもカフェグートのブログをご覧いただき、ありがとうございます。 米沢で日々、豆と向き合いながら焙煎をしている私ですが、最近気になるニュースを目にしました。
皆さんは「コーヒー2050年問題」という言葉を聞いたことがありますか?
☕️ 2050年、コーヒーベルトが消える?
地球温暖化の影響で、2050年までにアラビカ種の栽培適地が現在の50%まで減少してしまうといわれています。
今、私たちが毎日当たり前のように楽しんでいる一杯が、将来は手に入りにくい「超贅沢品」になってしまうかもしれない。これは、コーヒーを愛する者にとっても、提供する側にとっても、非常に切実な問題です。
🌾 山形・庄内から届いた「驚きのニュース」
そんな中、地元・山形の庄内町から面白いニュースが飛び込んできました。 使われなくなった上水場をリノベーションして、「玄米デカフェ」のロースタリーを設立するプロジェクトが始動したそうです。
「お米のコーヒー」と聞くと、昔からある玄米茶のようなものを想像するかもしれませんが、この記事にあるのはもっと進化を遂げたもの。 なんと、コーヒーと同じように「シングルオリジン(品種別)」でお米の個性を楽しむスタイルだといいます。
- 「つや姫」なら、マイルドでバランスの取れた味わい。
- 「あきたこまち」なら、本来の甘みが際立つ香り。
お米を「食べる」だけでなく「飲む」文化として再定義し、日本の稲作文化を守りながら、コーヒーの代替品としての可能性を広げる——。 同じ山形で焙煎に携わる一人として、この挑戦にはとてもワクワクします。
🕊️ これからの「豊かな時間」のために
コーヒー豆の供給不足や価格高騰は、確かに不安なニュースです。 しかし、一方でこうした「新しい選択肢」が生まれることで、私たちの楽しみ方はもっと多様になっていくのかもしれません。
当店「カフェグート」でも、一粒一粒の豆を大切に焙煎し、今の豊かな時間を守り続けていきたいと考えています。同時に、こうした新しい文化にも目を向けながら、皆さまに「最高の一杯」を届け続ける方法を模索していきたいですね。
10年後、20年後のカフェで、 「今日はコーヒーにする? それとも玄米デカフェにする?」 なんて会話が当たり前になっている未来を想像すると、少し楽しみになりませんか?
これからも、変化する時代の中で変わらない安らぎをお届けできるよう、精進してまいります。