【COFFEE・Q&A】収穫を安定させる栽培技術とは

コーヒーは収穫量が多い年と少ない年とが隔年おきにあります。

収穫量が多い年は大量に実をつけるため、体力(樹力)を喪失し、翌年、結実量が大きく落ち込むためです。
※これを表年・裏年と言います。

収穫を安定させるために農園では様々な工夫を行っていて、下記の方法を用いています。

  1. マルチング・・・枯草、木の葉、バナナの葉などを根の周辺に敷くことで、土壌の水分蒸発(乾燥防止)を防ぎ、土壌有機物の分解促進などの効果を得る技術です。
  2. 日除け・・・長時間直射日光を受けると、光合成が円滑に行えない。そこでバナナ、豆科などの高木で日陰を作る。(シェードツリー)
  3. カットバック・・・収穫量が減ってきた木に対して行う。カットバックをしたところから新しい枝が再生することを目的としている。
  4. 肥培管理・・・木の健康状態と栄養状態を保ち、独特の風味特性を発達させるためにとても重要。

Guatemala Antigua La cupula
グァテマラ アンティグア ラ・クプラ農園

味わいの特長は、カカオを思わせるしっかりしたコクを持ち、
冷めていくと白桃のようなジューシーかつフルーティな甘みや酸が感じられます。